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~花の玉手匣~
第5章  蒼い牙に抱かれて

壁際の定位置で、ぼくは「ちらり」と壇上の陛下を盗み見た。

執務机で書面に目を通す姿は今日も凛々しく、精悍で、「天子さま」と崇められるにふさわしい威厳に満ちあふれている。

思わずみとれ自然と胸が高鳴り、ぼくはあわてて呼吸を調えた。

背筋を伸ばし、墨を手に取る。硯に向かった。



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