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~花の玉手匣~
第1章  皇子の名

半身を起こした玉蘭に、玲利は白湯の碗を差し出した。

「気分はどう?」

「だいぶ…すっきりしたわ」

白湯を飲み干す。

本当はまだ、胸につかえるものが残っていた。

空になった碗を受け取ろうと玲利が伸ばした右手を、玉蘭は無意識につかんでいた。

とてもなめらかで、みずみずしい。その感触を堪能すれば、心に渦巻く不安が少しは和らぐ気がした。



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