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~花の玉手匣~
第5章  蒼い牙に抱かれて

「そして仕舞いには、わざと翔龍に墨をぶちまけた」

「あれは決して故意では…」

思わず申し開きしようとすると、陛下は首を振った。

「おまえは鬼のような目をしていたぞ。とても――醜かった」

「――――」

脳天を金槌で殴られたような気分だった。

〝わざとやった〟

〝醜かった〟

陛下の目には現にそう映ったのだ。

あの瞬間、ぼくが激しい嫉妬に駆られていたのは事実なだけに、これ以上、弁解を重ねることはできなかった。



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