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~花の玉手匣~
第2章  星降る夜のわがまま姫

「ねえ、お祭りって何?」

「ひ、姫さま!?」

女官は飛び上がらんばかりに仰天した。

「お目覚めに気づかず、たいへん失礼いたしました!」

あわてて頭を下げるふたりに、美紅姫はかまわず無邪気に質問を繰り返した。

「ねえねえ、お祭りって何? どこでやるの?」

「姫さま…」

女官は顔を見合せ、それから凜凜が口を開いた。

「3年ごとに都で行われる星祭りのことですわ。姫さまは、星詠姫の伝説をご存じですか?」



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