この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
~花の玉手匣~
第2章  星降る夜のわがまま姫

ぱたぱたぱた…

桃色の彩衣の裾をひるがえし、可愛い足音を立てて朱雀殿の長廊を駆け抜ける。

すれ違う人々がびっくりした顔で、あるいはにこやかに道を譲り頭を下げる。

朱雀殿は東宮とその母、そして美紅姫、さらにそれぞれの御付き女官や内官らを擁する大所帯だが、それでも少しも窮屈さを感じさせないほど広くて大きい御殿である。

入り組んだ歩廊に迷うこともなく、美紅姫は准后の居室を目指した。



/153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ