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~花の玉手匣~
第2章 星降る夜のわがまま姫
―あとがき―
ここまでお読みいただき、ありがとうございます(^O^)
美紅姫と呂栢の物語でした。
さて、呂栢ですが。実は連載中は、私の中では「単なる脇役の1人」という認識しかありませんでした。
しかし書籍化のお話をいただき、編集さまとミーティングした際、編集さまが「呂栢さんって、すごくいい人ですよね♪」と仰ったのです。
そこで私の目から鱗が落ちました。編集さまの言葉で、私の中で呂栢が突然 生き生きとした存在になったのです。
今回のエピソードも、そんな流れの中で思いついたものでした。
他者の感想を聞くと、作者本人が想定してもいなかったような人物像や解釈が浮き上がってくることもあり、おもしろいですね。