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~花の玉手匣~
第3章  夜更けに…

次から次へと眼前に陳列されるその物体に、女性たちは興奮の息を抑えきれない。

「あ~…、これは良さそう。早く使いたいわ」

「わたしはこれを…。ねえ、もう始めてもいいかしら」

思い思いに、ブツを手にする。

木製、竹製、布製、食品…と素材は様々だが、どれも同じような長さと太さをしている。



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