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堕散る(おちる)
第24章 step24十八段目…春
頭を洗いソフトクリームのように盛り上げる。
ルリの黒髪は艶があって洗い心地がよい。
目を瞑っている無防備なルリのどこから洗おうか、ボディーソープを泡立てて考えた。

ン…ン…

泡だけを乗せるようにして乳房を隠す。
それだけで反応するルリ。

肩や背中も触れないようにして泡を乗せていく。

次にはむちっとした太ももに乗せる。
泡が滑り落ちていくのにも反応しているのを、黙ったまま眺めていた。

泡がない部分が桜色になっているのを見ながら、泡を乗せていく。
ルリが美味そうなケーキに見えた。

「っハルト…まだですか?」

目を瞑ったまま首を傾げたルリの唇に優しく唇で触れる。

ビクッと怯えた表情から安堵の色が見え、惚けて溶けていくまでを眺めて楽しんだ。

完全に飼い慣らされた猫のようなルリ。
俺のモノになるまで後一年。

もっと従順にさせたい。

深い口づけをしながら泡を擦り込んでいった。

ンンン…ンんんん…

「ルリ、鼻で息するの、いつになったら覚えるの?」

っはぁ…はあっ…目を閉じて、口を開いて、鼻で息するなんて…いっぺんに無理です。

そんなルリにシャワーをかけて泡を落としていった。
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