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堕散る(おちる)
第24章 step24十八段目…春
川魚に蕗の煮付け、野菜の煮物…そしてそれがメインのような卵焼きと茶碗蒸しだった。

「女将さん、神隠しにあってエジプトに行ったよ、凄く綺麗だった。」

「それはとても良かったですね。いっときしか楽しめないのですよ。」

やはり、女将さんがわかって案内してくれたとわかる。

朝からボリュームのある朝食に満腹になった。
女将さんに今日の予定を聞かれ、何もないことを告げると、是非、寄って欲しい公園があると、そこで食べるようにお弁当を用意してくださるというのだ。

申し訳ない気持ちになったけど、ハルトは心置き無く楽しませていただきますと答えていた。

「これ、卵の数だけおかわりしていいの?」

「もちろんです。」

女将さんが嬉しそうに答えた。

「それとこちらは温泉卵になります。」

籠とは別にお椀に入っている卵。

ハルトは慎重に卵を割った。トロッとした白身に半熟の黄身、艶々していて美味しそうだ。

「ルリには卵の食べ過ぎは良くないって言われるんだけどね。」

「今日は特別にいいですよ。」

ハルトは温泉卵をおかずに卵かけご飯を一杯、卵焼きをおかずにもう一杯食べていた。
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