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堕散る(おちる)
第30章 step30 二十四段目…入社式…1階

コンコン…
「こんにちは。」
コォッ…
「卒業おめでとう。」
パァン…
またクラッカー攻撃だ。
事務所で仕事をすることはないので、ここともお別れだ。
ここ用の制服も畳み荷物をまとめる。
「また、落ち着いたら、遊びにくればいいさ。」
神妙にしているワタシにハルトが声をかけてくれた。
ハルトが見立ててくれたスーツで家に帰る。
母は、ハルトが食べるからと盛りだくさんのおかずを用意して待っていた。
「「卒業おめでとう〜」」
ハルトと母はスパークリングワイン、ワタシだけお子様シャンパンでの乾杯。
母が寂しくならないように沢山話をした。
「じゃあお預かりします。」
「いってきます。」
「いつでも帰ってきてね。」
制服を自分の部屋に置き、スーツで出発した。
ハルトと並んでスーツ姿で電車に乗る。
少しハルトに近づけた気がした。
ハルトに抱かれて眠る。
これからはずっと一緒だと思っていた。
「こんにちは。」
コォッ…
「卒業おめでとう。」
パァン…
またクラッカー攻撃だ。
事務所で仕事をすることはないので、ここともお別れだ。
ここ用の制服も畳み荷物をまとめる。
「また、落ち着いたら、遊びにくればいいさ。」
神妙にしているワタシにハルトが声をかけてくれた。
ハルトが見立ててくれたスーツで家に帰る。
母は、ハルトが食べるからと盛りだくさんのおかずを用意して待っていた。
「「卒業おめでとう〜」」
ハルトと母はスパークリングワイン、ワタシだけお子様シャンパンでの乾杯。
母が寂しくならないように沢山話をした。
「じゃあお預かりします。」
「いってきます。」
「いつでも帰ってきてね。」
制服を自分の部屋に置き、スーツで出発した。
ハルトと並んでスーツ姿で電車に乗る。
少しハルトに近づけた気がした。
ハルトに抱かれて眠る。
これからはずっと一緒だと思っていた。

