この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
堕散る(おちる)
第30章 step30 二十四段目…入社式…1階
ああ、ここはハルトの会社だった。ここはハルトの居住スペースなんだろうか、ベッドやソファーの他に、今ハルトが向かっているデスクがあり、ハルトがパソコンに向かっていた。


ここにもサイフォンがあるんだ。

それ以外のことは何も考えられなかった。


ベッドから出てハルトに近づく、物音に気づいたのかハルトが振り向いた。

「おはようルリ…」

窓がないから何時かわからないけど、おはようという時間ではないのはわかる。

「おはようございます。ハルト。」

ハルトではないと知っているけど、私は彼をハルトという名でしか知らない。

ずっと一緒にいる。

その約束、心に決めたことを覆すつもりはなかった。

「ルリ、今、珈琲を淹れてしまったけど、飲んだら夕飯にするよ。」

「あまりお腹が空いてないです。」

「じゃあ、お腹が空くようなことをしようか?」

口角をあげてニヤリと笑うハルトは悪戯っ子の顔だ。
何をしてお腹を空かせようというのかわかってしまう。

「いえ、いいです。」

話し出せば聞きたいことが溢れてきたけど、どこからどう切り出せばよいのか、
聞いたところで答えてくれるのか不安になる。
/1415ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ