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堕散る(おちる)
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事
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いつの間にか寝ていたと、目覚めて気づいた。
何時かはわからないけど、かなり早い時刻だと思う。朝日が部屋に射し込んできていた。
ベッドの天蓋のカーテンを開けると、王様が裸のまま横たわっていた。
彫刻のような美しい身体、たぶんハルトよりは少し年上なのだと思う。
働くイコール会社に通勤するというイメージしかないけど、王様は昨日がたまたま休みだったのか、これだけお金持ちなら、会社の社長さんとかなのだろうか。
とにかく一緒にいるという言葉通りに会社に行くことがあるのかないのか気になった。
王様が起きるまでベッドに横になっていようと思っていた。
コンコン…
ドアが小さくノックされる。寝ている王様が返事するはずがないが、ドアが静かに開いた。
王様に断りなく入ってくる人がうかがわしく思えて薄目を開けて様子を見ていた。
メイド服を着ている。昨日は見かけなかった人だけどメイドなんだろう。
物音を立てずに王様のベッドに近づき、カーテンを捲って入ってくる。
静かに跪いて王様の胸板に頬を寄せた。
いつの間にか寝ていたと、目覚めて気づいた。
何時かはわからないけど、かなり早い時刻だと思う。朝日が部屋に射し込んできていた。
ベッドの天蓋のカーテンを開けると、王様が裸のまま横たわっていた。
彫刻のような美しい身体、たぶんハルトよりは少し年上なのだと思う。
働くイコール会社に通勤するというイメージしかないけど、王様は昨日がたまたま休みだったのか、これだけお金持ちなら、会社の社長さんとかなのだろうか。
とにかく一緒にいるという言葉通りに会社に行くことがあるのかないのか気になった。
王様が起きるまでベッドに横になっていようと思っていた。
コンコン…
ドアが小さくノックされる。寝ている王様が返事するはずがないが、ドアが静かに開いた。
王様に断りなく入ってくる人がうかがわしく思えて薄目を開けて様子を見ていた。
メイド服を着ている。昨日は見かけなかった人だけどメイドなんだろう。
物音を立てずに王様のベッドに近づき、カーテンを捲って入ってくる。
静かに跪いて王様の胸板に頬を寄せた。