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堕散る(おちる)
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事
ブフルルルル…
チョコレートが鳴いて喉が揺れる。少し怖くなって起き上がろうとすると王様に背中を撫でられた。
「大丈夫、怯えないで、チョコレートは嬉しくて鳴いたんだ。
君が信用しているかどうか、チョコレートも探っているんだ。」
ゆっくりとチョコレートが歩き始める。
「よし、いい子だ。チョコレート。ゆっくりだぞ、お嬢さんを驚かせるな。」
ゆっくりと歩いていく。歩く度に首を少し振るようになるけど王様がしっかりお腹を掴まえてくれているし、チョコレートもゆっくり進んでくれた。
「さて、少し早駈けしたいかな?」
ブフルルルル…
「起きてごらん。」
手をつく場所がなくて上手く起き上がれない。
王様の手が胸に上がってきて引き起こされた。
その手つきは全くいやらしさを感じなかったけど、ワタシはもっと触れていて欲しいと思った。
「さあ、鞍のバーに掴まって、スピードが怖くなったら俺に寄り掛かりなさい。」
王様の手がお腹に戻る。
ピシッ…
手綱の合図でチョコレートは少し早く歩き始めた。
「うん、そうだ。チョコレート、お嬢さんが気に入ったな。」
チョコレートが鳴いて喉が揺れる。少し怖くなって起き上がろうとすると王様に背中を撫でられた。
「大丈夫、怯えないで、チョコレートは嬉しくて鳴いたんだ。
君が信用しているかどうか、チョコレートも探っているんだ。」
ゆっくりとチョコレートが歩き始める。
「よし、いい子だ。チョコレート。ゆっくりだぞ、お嬢さんを驚かせるな。」
ゆっくりと歩いていく。歩く度に首を少し振るようになるけど王様がしっかりお腹を掴まえてくれているし、チョコレートもゆっくり進んでくれた。
「さて、少し早駈けしたいかな?」
ブフルルルル…
「起きてごらん。」
手をつく場所がなくて上手く起き上がれない。
王様の手が胸に上がってきて引き起こされた。
その手つきは全くいやらしさを感じなかったけど、ワタシはもっと触れていて欲しいと思った。
「さあ、鞍のバーに掴まって、スピードが怖くなったら俺に寄り掛かりなさい。」
王様の手がお腹に戻る。
ピシッ…
手綱の合図でチョコレートは少し早く歩き始めた。
「うん、そうだ。チョコレート、お嬢さんが気に入ったな。」