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堕散る(おちる)
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事
コンコン…
「夕食のお支度が整いました。」
「ああ、ちょうど良かった。」
王様はパタンと本を閉じて棚にしまう。そしてまた戻ってきた。
急に耳元に唇を寄せてきてメイドに聞こえないように囁いた。
「しっかり食べてね。俺の為に…」
昨日は取って食ったりしないと言っていたことなど忘れていたワタシは、王様の意に添えるようコクリと頷いていた。
今日の夕飯は和食だった。それでも品数は多く、お刺身、焼き物、蒸し物にお肉料理もあった。
沢山あったけど、和食で味が変わったせいか残さず全部食べた。
王様はとても嬉しそうだった。
「また、サウナに行こうか。」
王様に連れられて2階に上がる。
サウナに入り、ミストサウナに入る。また薔薇の香りに包まれた。
そういえば、部屋でもアロマはずっと焚いておくと言っていたけれど、鼻が慣れたせいかあまり感じなくなっていた。
「今日は一緒に泳がないか?浸かるだけでもいい。ここの広い湯船に…」
「でも…」
「ああ、裸にならなくていいんだよ。入浴用の服がある。」
「じゃあ…」
王様はすぐに着替えを持ってきてワタシに渡すと、ここで着替えればいいと先に出ていった。
「夕食のお支度が整いました。」
「ああ、ちょうど良かった。」
王様はパタンと本を閉じて棚にしまう。そしてまた戻ってきた。
急に耳元に唇を寄せてきてメイドに聞こえないように囁いた。
「しっかり食べてね。俺の為に…」
昨日は取って食ったりしないと言っていたことなど忘れていたワタシは、王様の意に添えるようコクリと頷いていた。
今日の夕飯は和食だった。それでも品数は多く、お刺身、焼き物、蒸し物にお肉料理もあった。
沢山あったけど、和食で味が変わったせいか残さず全部食べた。
王様はとても嬉しそうだった。
「また、サウナに行こうか。」
王様に連れられて2階に上がる。
サウナに入り、ミストサウナに入る。また薔薇の香りに包まれた。
そういえば、部屋でもアロマはずっと焚いておくと言っていたけれど、鼻が慣れたせいかあまり感じなくなっていた。
「今日は一緒に泳がないか?浸かるだけでもいい。ここの広い湯船に…」
「でも…」
「ああ、裸にならなくていいんだよ。入浴用の服がある。」
「じゃあ…」
王様はすぐに着替えを持ってきてワタシに渡すと、ここで着替えればいいと先に出ていった。