この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
堕散る(おちる)
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事
「皆、ふくよかですよね。肉付きのいい女性が美しいとされていたのでしょうか。」

「そうだろうか。舞踏会などが盛んだった時代だよ。」

「ああ、コルセットで締め上げて細い腰をアピールするドレスを着ていた時代ですね。」

「そうだ。これはね。男の願望なんだよ。細くて華奢な体より、母性を感じる肉感的な体を描きたかったんじゃないかな。」

「じゃあ、この絵も想像なんですか?」

「いや、違う。これは画家とモデルの情事後の絵だ。
自分のものにした女を征服した証に描かれた絵だ。
恥部を隠すことを許さず、ありのままの姿を留めた。
女の表情は博愛の笑みではない。情事後の気だるさをそのまま描いた絵なんだ。」

王様は絵の女性の腰のラインをなぞる。

「画家はさぞかし興奮しながら描きあげたと思うよ。
だからこの絵が好きだ。
何もかも、欲望すらもありのままに描かれているから…」

王様は絵の女性を愛撫するように全身を指で撫で回した。

「だからね、君もしっかり食べて、少しぽっちゃりした方がいい。
俺の抱き心地がいいからね。」

王様はワタシを抱くと宣言する。いつなの?今ではないの?
ワタシは膝を擦り合わせた。
/1415ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ