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堕散る(おちる)
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事
「脱げ。」
王様が低い声で突然言う。
「はい?」
メイドが聞き直すような声をあげる。ワタシも聞き直したかった。
「聞こえなかったか?
脱げと言ったが。」
メイドは、もう一度聞き直そうと口を開いたが、王様はそれ以上は言わないといった空気を纏いソファーにふんぞり返った。
ワタシの方が手足に力が入ってしまい、ふかふかのソファーがギシリとワタシの気持ちを代弁した。
王様は、黙っていろとばかりにワタシの膝をポンポンと叩いてそのまま手を膝の上に置く。
そのやり取りを睨むように見ていたメイドが、レースをあしらわれた可愛いメイド服の襟のボタンに手を掛けた。
そして王様が早くしろと睨むと、慌てて全てのボタンを開け、袖を抜いてワンピースをストンと床に落として足を輪の中から抜いた。
キャミソール姿になったメイドを見ているのはワタシだけで、王様は見向きもせずに、絨毯に落ちたメイド服を蹴って遠くに離す。
メイドもそれで諦めがついたのかキャミソール、ブラジャー、ショーツを次々に脱いでいったが、王様もそれを次々と蹴り飛ばした。
王様が低い声で突然言う。
「はい?」
メイドが聞き直すような声をあげる。ワタシも聞き直したかった。
「聞こえなかったか?
脱げと言ったが。」
メイドは、もう一度聞き直そうと口を開いたが、王様はそれ以上は言わないといった空気を纏いソファーにふんぞり返った。
ワタシの方が手足に力が入ってしまい、ふかふかのソファーがギシリとワタシの気持ちを代弁した。
王様は、黙っていろとばかりにワタシの膝をポンポンと叩いてそのまま手を膝の上に置く。
そのやり取りを睨むように見ていたメイドが、レースをあしらわれた可愛いメイド服の襟のボタンに手を掛けた。
そして王様が早くしろと睨むと、慌てて全てのボタンを開け、袖を抜いてワンピースをストンと床に落として足を輪の中から抜いた。
キャミソール姿になったメイドを見ているのはワタシだけで、王様は見向きもせずに、絨毯に落ちたメイド服を蹴って遠くに離す。
メイドもそれで諦めがついたのかキャミソール、ブラジャー、ショーツを次々に脱いでいったが、王様もそれを次々と蹴り飛ばした。