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堕散る(おちる)
第9章 step9三段目…視覚(2)
ハルトがいう普通のsexで、お互いに満足できたと実感し合えたと思っていた。

仕事場につくまでハルトに会いたくて仕方なかった。

痴漢講義のとおり電車は注意して乗ったけど、
アタシはハルトが乗り換え駅から来るのでは?と期待していた。

ハルトに会えて嬉しい…

でも話がずれて、アタシは朝からエロいと言われた。

アタシが欲しいのはハルトなのか、ハルトがくれる快感なのか、それともただ快感なら何でもよいのか…

不安になる。


見えないなかでハルトとわかるのだろうか…

ハルトが見えなくても感じる体

ハルトにいれて貰いたいのに、ハルトの指でもいいから早くイキたいと思う体…

アタシはイヤらしいだけの女なのではないだろうか…

今だって…触れられた全ての部分が声をあげる…

もっともっと…

オモチャがなくても…服を普通に着ていても…アタシはショーツを濡らし…快感を待っている…


「ルリ、休憩だよ?
おいで…」

アタシはハルトのそばにいく。

「ご褒美欲しい?」

「欲しい…ハルトをください」

「あげるよ?いいよ
好きにして」


ルリは俺の足の間に正座して、ベルトとファスナーだけ開けて、オレを撫でる。
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