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第11章 step11五段目…視覚(4)

彼女がテーブルを離れる時、ハルトが小声で

｢リサ…エロかったね｣

と呟いた。

彼女はステージの中央の鏡で出来た箱椅子に腰掛け、たくしあげたドレスから手を入れて、ブラの上から乳首を捏ねている。

物足りない切ない吐息を漏らした後、ブラの中に手を入れて、直接乳首を弄り出す。

内腿が震え、感じている。

とうとうブラを脇にずらして、
ブルンと大きな乳房が揺れるが、客の歓声など聞こえ無いようで乳房を揉み扱き、乳首を摘まみ、よじって悦んでいた。

音楽が変わり、ステージが一瞬暗くなる。

明るくなると同時にピシン床を何かで叩く音がする。
『【サー】だ』

ﾋﾟｲーﾋﾟｲーと口笛を吹く観客。

エナメルの黒のビキニに高いハイヒールを履いた女性が鞭で床を叩いている。

ドン

ヒールの踵で蹴られ、リサさんは床に転がる。

うぅ…

｢ペットが客に見られて興奮してんじゃないよ。｣

ピシン…
また床が叩かれる。

彼女の首輪にチェーンがつけられ、ぐいっと引かれて四つん這いにさせらる…

そして、水差しのようなものを持つサナエさんが
｢お座り｣
というと、リサさんが開いた股の間に手をついて、犬のお座りの姿勢になる。