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堕散る(おちる)
第16章 step16十段目…二人きりの休日
ハルトがピョンとブランコから飛び降りた、片足立ちで、よろめく…

アタシは支えるふりをして抱き着き、ハルトの胸で涙を拭った…

「サンダル取ってきますね」

「いいよ」

ハルトがケンケンしてサンダルのところまで行く…

後ろ姿に子供のハルトが見える気がした…



玄関に入ると、
チー…
背中のファスナーを開けてドレスを脱がされた。

フンフン鼻歌を歌いながら、アタシの周りを回る…

ギュン…
背中を押されて前屈みにされる…
内ももから割れ目まで、さっと撫でられる…

ん〜やっぱ濡れてないかぁ

独り言をいい服を脱ぎながら、部屋に入っていった…

「夕飯の準備始めていいですか?」

「あぁ…いいよ、
なに作るの?」

「簡単にできる中華の予定です…」

「だから、何?」

さっきからハルトが子供に見えて仕方ない…


「青椒肉絲と焼売と餃子…卵スープも作ります…」

「ふ〜ん」

そういって、ソファーから立ち上がり居なくなってしまう…

アタシは材料を並べだした…

中華サラダにしようと、鍋に湯を沸かし薄焼き卵を作り始める。

ハルトがソファーで買い物袋を開け包みを開いている。

分かれて買い物した時のかな…
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