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堕散る(おちる)
第16章 step16十段目…二人きりの休日
エプロンを外され、髪のリボンも取られた。

リボンは胸に昔のおんぶ紐のように結ばれる。

変に縛られて乳房がイヤらしく尖っていた…


「さあ、冷めないうちに食べるぞ…」

またハルトが全て作ったような言い方…

でもかなり色々作ったかな…
気を悪くしないように微笑むだけにした。


ハルトの夏休みも終わり。アタシも帰らなきゃ…


「美味いなこれ…」

肉巻きはかなり気に入ったようだ。


本当にあっという間に食事は終わる。
片付けながら、珈琲を淹れる。


「ハルト明日お弁当持ってきてもいいですか?」

「ああ、頼むね。」


ソファーで寛ぎ珈琲を飲む。帰るのが寂しい。

「ルリ、俺さ、よくわからなくて制服で来るようにいったけど、ルリの都合のよいようでね…
夏休みなんだもんな…」

「はい。」

寂しくてハルトの手に触れる。

ハルトがキスしてくれる。

「きりがないし、また明日も会えるし」


ハルトの車で送ってもらう。母はまだ帰っていなくて、アタシは寂しくてさっさと寝てしまった。

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