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堕散る(おちる)
第18章 step18十二段目…夏休み後半
計測が終わる頃には、ルリが桜色になり、潤んだ瞳で俺を視ていた。

体の支配は完成している。

どうやって喜ばせようか…ルリに訊くことにした。

「ルリ…シテ欲しいことある?」

ルリが遠慮して答えないかと思ったら、

「ハルトが目隠しして、手を不自由にしてみて欲しい…」

意外にもはっきりと答えた。


俺は目隠しと手錠をルリに渡す。

ルリは俺に目隠しを施す。手錠は使わず、タオルで手を前に合わせた状態で縛られたようだ。


「ハルト、タオルを緩めちゃダメです。
あと、アタシの言うこと聞いてください。」

「ルリ、いいけどさ…
男は見て興奮する部分が多いから、チンコ勃たないかもよ?」

「構いません…」


とても興味深いプレイだ。目隠しも手錠も、店時代に嫌というほど使われた。
大抵が男の客だったが、…

ルリが俺を苛めようというのか…
面白い受けて立とう。


前にも話してMはSに成れないと教えた筈なのに…


ルリがタオルごと俺の手首を掴み、歩き始めた。

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