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堕散る(おちる)
第18章 step18十二段目…夏休み後半
「ルリ…日記見て」

アタシは前回あまり見たくないと言っていた。

「大変だから…」

ハルトがどうしても見て欲しそうだった。

「成長してるところもあるんだけど」

ハルトがノートの数値などを指差す。

「乳輪が、元々右が大きかったのに、右より左が大きくなってしまった」

数値にしたらほんの数ミリ、ハルトが大騒ぎする理由がわからない。


「ルリ…片乳だけデカイとかいやだろ?」

アタシは頷く。

「明日から気をつけるから」

「それとさ、ルリ…
会えない時のために写真撮っていい?」

さっき制服からこぼれでるルリの色気に思わずシャッターを切った。

ルリの色気は隠し切れなくなっている。


ルリは、少し考えて頷く。

俺はカメラを持つ。


「ルリ、俺に跨がってソファーに立って?」


アタシはハルトが会えない間の為にというので了承した。ハルトが寂しいと思ってくれることが嬉しかった。


言われるままにソファーに立つ。

カシャっ

シャッター音がする。


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