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堕散る(おちる)
第19章 step19十三段目…始業式
「ハルト…助けて…」

暴れたら、横向きに寝ていたのが仰向けに転がり、手は下敷きになってしまった。

起き上がったらいいのか、動かない方がいいのか…

足をぴったり付けて曲げてみた。

得体のしれないものは、一旦離れたのに、
また脚やお腹の辺りに触れる。

それは柔らかく、ケバケバしているけど、痛くはない。
でも、何かわからないものが、どこにやってくるのかわからない。


ひゃああ…やめて…何…誰…

こちらの声は伝わっているのか、
何か応答があるのか、
聞こえないからわからなかった。

ふわり…ふわり…

それもアタシの形を探ろうとしているのか、体のあちこちに触れては離れていく。

顔や胸、あちこちにサワサワと触れてくる。

しばらくしてそれがアタシに危害を加えるつもりはなさそうだということがわかる。


上から何かが垂らされていて、それが触れている?
そんな感じだった。

「ハルト?
ハルトなんですか?」

やはり何も聞こえないし、わからない。

それが体に置かれてくねくねと動き離れていく。

たぶん、紐か何かじゃないかと思う。

そして、何かを操っている誰か、たぶんハルトだと思うけど、同じように暗闇の中で探るようにそれで触れているのだ。
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