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堕散る(おちる)
第20章 step20十四段目…秋
「この前のデザインは、サイズとか関係なくお召しいただけるものでしたからね。
デザインは、ご自分で選ばれますか?」
「もちろん。
採寸に付き合ってもいい?」
「えっ…だめです。」
店員とハルトの間で、どんどん話が進んでしまうので慌てて断った。
「いつも触ってるんだし、見るぐらいいいだろ?」
「いくら仲が宜しくても、採寸の立ち会いはお断りしてます。」
ニコニコとしながらも店員は頭を下げて、アタシは奥の扉に連れて行かれた。
振り向くとハルトは諦めたようで、もう手に取って気に入ったものを物色し始めていた。
「あの…」
「はい?
でも珍しいですね。プレゼントするお相手を連れて来店されるなんて…」
「そんなにしょっちゅう来るんですか?ハルト」
「いいえ、夏に見えたのが久しぶりでしたよ。
先ほどのように手でサイズを説明しながら、
結局、サイズにこだわらないデザインのものを何色もまとめてお買い上げいただきましたからね。」
「そうなんですか…」
「お相手を連れて来られたのは本当に久しぶりです。」
「でも初めてではないんですね。」
「あ、まあ、はい。」
デザインは、ご自分で選ばれますか?」
「もちろん。
採寸に付き合ってもいい?」
「えっ…だめです。」
店員とハルトの間で、どんどん話が進んでしまうので慌てて断った。
「いつも触ってるんだし、見るぐらいいいだろ?」
「いくら仲が宜しくても、採寸の立ち会いはお断りしてます。」
ニコニコとしながらも店員は頭を下げて、アタシは奥の扉に連れて行かれた。
振り向くとハルトは諦めたようで、もう手に取って気に入ったものを物色し始めていた。
「あの…」
「はい?
でも珍しいですね。プレゼントするお相手を連れて来店されるなんて…」
「そんなにしょっちゅう来るんですか?ハルト」
「いいえ、夏に見えたのが久しぶりでしたよ。
先ほどのように手でサイズを説明しながら、
結局、サイズにこだわらないデザインのものを何色もまとめてお買い上げいただきましたからね。」
「そうなんですか…」
「お相手を連れて来られたのは本当に久しぶりです。」
「でも初めてではないんですね。」
「あ、まあ、はい。」