この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
堕散る(おちる)
第20章 step20十四段目…秋
ハルトは、誰がみても、カッコいい部類に入る。
人を寄せ付けない俺様タイプにも見える。
まさかランジェリーショップで堂々と下着を手に取るなど想像できないだろう。
違う店なら逆ナンされてもおかしくない。
「ルリ〜、ルリ?
こっちおいで」
少し離れた棚で、探すフリをしながら、棚の間からこっそり見ていたアタシは、店内中に通る声で呼ばれる。
「は、はい。」
恥ずかしいけど急いでハルトの元にいく。
「これ、俺との休日用に…
「もう十分ですよ」
ど…
こういう返事だけは早いね…」
『恥ずかしいからこのコーナー離れましょう…』
小声で言うが、
「やだ、ルリがエロく見えるやつ買う。」
子供がオモチャをねだるような大声で反発される。
あの女性客たちとも思わず目が合う。そして、よそよそしく視線を外す。
というより怯えている。
あっ…
ハルトが物凄い形相で彼女達を睨んでいるからだ。
ハルトの肘をクイクイと引っ張り、こちらを向かせる。
「あ゛ん?
自分のオンナに好みの下着つけさせて、どこが悪い!?」
『ハルトぉ』
「社長、ご用意できましたよ。」
店長が紙袋を持ってくるがヤケに大きい。
人を寄せ付けない俺様タイプにも見える。
まさかランジェリーショップで堂々と下着を手に取るなど想像できないだろう。
違う店なら逆ナンされてもおかしくない。
「ルリ〜、ルリ?
こっちおいで」
少し離れた棚で、探すフリをしながら、棚の間からこっそり見ていたアタシは、店内中に通る声で呼ばれる。
「は、はい。」
恥ずかしいけど急いでハルトの元にいく。
「これ、俺との休日用に…
「もう十分ですよ」
ど…
こういう返事だけは早いね…」
『恥ずかしいからこのコーナー離れましょう…』
小声で言うが、
「やだ、ルリがエロく見えるやつ買う。」
子供がオモチャをねだるような大声で反発される。
あの女性客たちとも思わず目が合う。そして、よそよそしく視線を外す。
というより怯えている。
あっ…
ハルトが物凄い形相で彼女達を睨んでいるからだ。
ハルトの肘をクイクイと引っ張り、こちらを向かせる。
「あ゛ん?
自分のオンナに好みの下着つけさせて、どこが悪い!?」
『ハルトぉ』
「社長、ご用意できましたよ。」
店長が紙袋を持ってくるがヤケに大きい。