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堕散る(おちる)
第20章 step20十四段目…秋
「おっ…これも…」

「社長、またのご来店を…」

「追い出すのかよ」

「いえ、社長に長居されると店ごと買われそうで…」

「それもいいね。」

「また、新作がでたらご案内しますね。」

こうしてようやく店を出る。
ハルトは、店を買おうかなと独り言をいい、鼻歌を歌っている。

「ハルト…次の用事は何ですか?」

「卵を買って帰る。夕飯の材料も…」

「へ…?
何か時間の決まった用事があるんじゃないんですか?」


「昼飯までに買い物して料理するのに時間足りないじゃん。
午後はファッションショーあるし、」


「出かけるなら外でランチじゃダメですか?」

「出かけないよ。
ルリがショーやるんだよ。
帰ったら、もう出かけない。家でゆっくりしたいでしょ?」

「そうですね。」

途中のアタシのショーが気になったけど、
普段ゆっくり会えない分、家でハルトといたいのは同じだったので返事した。

「昼はオムライス、夜はハンバーグだからね。」

「子供のメニューですね。」

「ああ、子供の頃、リクエストしてみたかったものだから…」

もうハルトの過去を蒸し返す話題になっても、悲しい表情はしないことにした。今取り戻せばいいのだから…
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