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堕散る(おちる)
第20章 step20十四段目…秋
「おし、塗ってる間にプツプツなったぞ…」

見ててと言われないのでサラダを作る。

よっ…
チッ…

フンフン〜フンフン〜フンワリ〜

よっ…
フフン…

たらーん…

フンフン〜ペタペタ…フンフン〜ペタペタ…プツプツ〜

鼻歌で工程がわかる。可笑しくて吹き出しそうだけど堪えてサラダに集中する。

プツプツ〜
よっ…
へへん…

3枚目のプツプツになった時、

「ルリ、見てて?」

「はい?」

フライ返しで様子を見たあと、よっ…の掛け声でホットケーキが宙を舞う。

「ひゃっ…」

ポンと上手く返ってフライパンに着地した。

「凄い。ハルト…」

「コックにはならないよ。」

「ふふっ…仕事ありますもんね。」

「そ…フンフン〜フンフン〜よっ…」

お皿で受けるとき、2枚目のチッ…で、端が折れ曲がったのだとわかった。

フンフン〜フンフン〜

こうしてハルトは何枚もホットケーキを焼いてくれた。

「ルリのはまだ?」

「もうできますよ。」

焼いているホットケーキはかなり小さかった。

「もう、皿にヨッ…ができないんだ。」

フライ返しにとっててっぺんに置く。上の方ほど小さくなって、ケーキのタワーが出来ていた。

「凄い。でも凄くたくさんになりましたね。」

ハルトがてっぺんに蜂蜜を掛ける。
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