この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
堕散る(おちる)
第21章 step21十五段目…愁秋
学校の行事も増え、ハルトと会う時間が少なくなる。

ほんの1時間しかいられない日もある。
早く卒業したい。
そればかり考えていた。

明日は約束の日、
ハルトはあまりその話をしない。
アタシも色々聞きたいけど黙っていた。

おじさまとハルトの関係が上手くいくために、
その考えは間違っているのかも知れない。

事務所におじさまから電話が来たけど、アタシに代わることなく、時間の打ち合わせだけだったようだ。

「ハルト、おじさまの頼み、聞かなければ良かったでしょうか。」

「別に、おやっさんは言い出したら聞かないし、仕方ないよ。」

「ハルト怒ってます?」

「なんで?
ルリは俺のモノだし、
アイツはある意味安全だからね。
次がなければいいんじゃない?」

当日、ハルトの車でホテルに向かう。
ランチを息子さんとすることになっていた。

指定された部屋にいくと荷物が届いていた。
セーラー服とコートでそれを着て部屋に来るようメッセージが添えられていた。

最上階の端の部屋にハルトと呼ばれて、反対端に息子さんが待っているとのことだった。

「敢えて制服用意するなんて趣味悪い奴だな。
ルリ、いってらっしゃい。」

ハルトの思いが読めずアタシはハルトにキスをして部屋を出た。
/1415ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ