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堕散る(おちる)
第22章 step22十六段目…初冬
アタシを無視して店員とハルトで話が進んでいく。

「じゃあそれで…」

積極的な店員はさっさとドレスを袋に入れていた。

「ハルト…
お金遣いすぎです…」

「いいんだよ。欲しいと思う時に使わなきゃ…」

「では…あ、ありがとうございます。」

まだ何か買わせようとする店員に、ハルトが捕まらないように手を引いて店を出た。

「ん?」

「ハルトの方こそ、ちゃんと選んで買い物してくださいね?」

「気に入らなかった?色?柄?」

「そうでなくて…」

「いいじゃん、欲しいものだったんだから…」

ごった返す街を進み始めた。

「ここだよ。ご飯食べるところ。」

大きな店の前でハルトが立ち止まる。

また高そうな…と思ったけど、ハルトについて店に入る。

イラッシャイアセー

チャイナドレスの店員たちに出迎えられる。

そして個室へ案内された。

席につくと小さなグラスが出てきた。

「食前酒ニナリマスー」

すぐに前菜が来て真ん中の台に乗せられた。

「さぁ、沢山食べるよ。かんぱーい」

ほんの一口の食前酒は、どこかで嗅いだことのある香りだった。

「これ何?」

「桂花陳酒デス」
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