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堕散る(おちる)
第22章 step22十六段目…初冬
「はぁ…さいこ〜
よく混ぜてタピオカミルクになったとこ見せて…」

すべて出し切ったのを確認してゆっくり引き抜いていく。


どんな屈辱的な要望にも応えるかどうか。

人との繋がりの深さを図る物差しはそれぐらいしかない。

ルリはうっとりとしたままの瞳で俺を見上げ、
舌を動かして口内でそれを捏ねて混ぜた。


「開けて、舌を出して見せて?」

唇に親指を掛けて開くと、ルリはそっと舌を伸ばす。

中には、タピオカミルクより濃く、粘り気のあるオレのものがタピオカに絡まっていた。

「うん、よく味わって飲んで?」

ルリは口を閉じ、舌で転がしながらそれを飲み下していった。


「全部飲めた?」

頷いて口を開き舌を見せるルリ。

計算しているんだろうかと疑いたくなるほど、ルリの仕草は俺の支配欲を充足させた。


半年足らずで、持っている輝きを失わず、これだけエロい女に成長したルリを嬉しく思う。

ルリを椅子に腰掛けさせる。


「気持ちよくしてくれたお礼ね。」


ルリの杏仁豆腐を口に入れ口づけした。
舌を絡めあい求めあう。
二人の熱で溶けだした杏仁豆腐が、甘く口内に拡がっていった。
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