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堕散る(おちる)
第22章 step22十六段目…初冬
大きなツリーにたくさんのオーナメントとライトがついていた。
「暗くなるの楽しみだね。」
ハルトが窓際に立ってアタシを手招きする。
「夕焼け、さっきより紫っぽくなりましたね。」
「綺麗だね。
展望台行かなくても良かったね。」
「それはそれで良かったですよ。」
「ねぇ、ルリのイルミネーション見せて…」
ハルトが籐椅子を持ってきて腰掛ける。
「ここでですか?」
「うん、向こうは海だから誰もいないよ。
俺だけに見せて…」
ハルトからのプレゼント、もちろん、身に付けた姿が見たいから選んだのもわかってる。
クリスマスイブより今日はハルトの誕生日だ。
アタシはワンピースの裾を持ち上げた。
「うん…いいね。
雪の結晶のなかに隠されたツリー
でもそのままじゃ脱げないからファスナーを開けて」
ハルトに背を向けてファスナーを下ろした。
「こっちを向いて脱いでね。」
ルリは既に桜色だ。
ゴールドのシルク地がスルリと音を立てて肩を滑る。
もう片方の腕も抜き、ストンとワンピースが床に落ちた。
「ん…リースに包まれたおっぱい。いいね。
ワンピースをかけて、またそこに戻って…」
「暗くなるの楽しみだね。」
ハルトが窓際に立ってアタシを手招きする。
「夕焼け、さっきより紫っぽくなりましたね。」
「綺麗だね。
展望台行かなくても良かったね。」
「それはそれで良かったですよ。」
「ねぇ、ルリのイルミネーション見せて…」
ハルトが籐椅子を持ってきて腰掛ける。
「ここでですか?」
「うん、向こうは海だから誰もいないよ。
俺だけに見せて…」
ハルトからのプレゼント、もちろん、身に付けた姿が見たいから選んだのもわかってる。
クリスマスイブより今日はハルトの誕生日だ。
アタシはワンピースの裾を持ち上げた。
「うん…いいね。
雪の結晶のなかに隠されたツリー
でもそのままじゃ脱げないからファスナーを開けて」
ハルトに背を向けてファスナーを下ろした。
「こっちを向いて脱いでね。」
ルリは既に桜色だ。
ゴールドのシルク地がスルリと音を立てて肩を滑る。
もう片方の腕も抜き、ストンとワンピースが床に落ちた。
「ん…リースに包まれたおっぱい。いいね。
ワンピースをかけて、またそこに戻って…」