この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
堕散る(おちる)
第22章 step22十六段目…初冬
「運動したし、夕飯食べれるかな?」

バスタオルにくるまるルリは、はにかんでいる。

「あれ着て?」

昼間買ったチャイニーズドレスを指さした。

「ハルト…替えの下着持ってきてないです。」

「ああ、クリスマス下着は色々でべちょべちょだもんね…」

ルリは真っ赤な顔でうつむく。

「後で買うからとりあえず下着無しでそのまま着て?

レストランも予約してるから…」

こうして無理矢理服を着せて部屋を出させる。

「ちょっと待って…」

廊下でルリを待たせ部屋に戻りスイッチを入れた。


「ハルト?何を忘れたんですか?」

「いや、ちょっと…」

コートを着てレストランへ向かう。

夜景を見ながらエレベーターで降りていく。

ちりばめられた星のような灯りが広がっていた。


「なんだか贅沢過ぎで怖いです。」

「いいんじゃない?たまには」


レストランにつくと、かなりの人がいて賑わっていた。

受付でコートを脱ぐ。チャイニーズドレスは、やはり目立っていた。

ハルトがスリットの入っている方に立ち腕を出してくれる。

腕を通して歩くと、

「もっと、堂々と歩いて…」

と声をかけられた。

「注目されて恥ずかしいです。」
/1415ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ