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堕散る(おちる)
第22章 step22十六段目…初冬
「ありがとう…ルリ…」

そう言って貰えるだけで嬉しかった。
ハルトの誕生日を一緒に過ごす。
それが望みだったのだから…

料理が運ばれてくる。
オマール海老のスープ
トリュフやキャビアを使ったオードブル…

もう値段のことなど気にせず食事を楽しむことにした。


「でもさ、クリスマスってだけでこれだけ祝うなんて不思議だよね…」

「そうですね…
キリストの降誕を祝う日なのに、何の日だかわからなくなってますね。」

「でも、俺の誕生日と覚えていて祝ってくれたのは、ルリだけだよ。」

アタシは嬉しさとハルトのことを思い涙を流してしまう。

「ルリ、泣く日じゃないはずだよ?」

ハルトは頬を拭ってくれた。

観覧車のイルミネーションが変わっていくのを眺めながら食事した。

クリスマスディナーらしく七面鳥の料理もでて十分満足した。


「買い物に出かけようか…」

ホテルを出て隣接したショッピングモールへ移動した。
ランジェリーショップに入りハルトが選ぶ。

「後つけるのは帰る時だけだからシンプルなのでいっかぁ…」

サイズも覚えていて勝手に選んでレジに出す。

行き付けのランジェリーショップじゃあるまいし、周りのお客さんも店員さんもびっくりしていた。
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