この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
堕散る(おちる)
第24章 step24十八段目…春
「わ、わかりました。でも捕まらない程度に安全運転でお願いします。」

「大丈夫だ。
捕まえるのが仕事だ。よそのヤツなんかに捕まるか。」

「そ、そうでしたね。」

ハルトの仕事をついつい忘れてしまう。
アタシが学校に行ってる間に、ちゃんと捕まえてるとは言うけど、リサさん以降、その現場に居合わせたことがなかった。

「そういえばリサさんてどうしてるんでしょう。」

「誰だ、それ。」

「え…アタシのあとにハルトが捕まえた…」

「ああ、サナエん所にいった子ね。」

「そうです。」

「気になるのか?サナエに聞いてみるか?」

「いえ…」

「捕まる、から連想してたんだ。」

「はい…」

「単純だなルリは」

そうだろうか…
ハルトの方が単純というか、単調な生活スタイルだと思うけど…

かなり飛ばしたから、日が落ちる前に山道に入ることができた。

「ハルトは旅行でなくても、長いドライブしたことありますか?」

「ないよ。」

「休憩しなくて大丈夫ですか?」

「トイレ行きたいのか?」

「いえ、運転疲れないかなと…」

「ああ、飽きるな。」

アタシは水筒に入れた珈琲を用意した。

「インスタントですけど…」

「おう…ありがと…
でもそんなの用意するから家出カバンになるんだろ?」
/1415ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ