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人魚男子。
第3章 シック・オブ・ラブ
「やっ、そこ、は……」
驚いて逃げようとするリアディですが、先輩には逆らえません。
ペニスを探り当てられて、冷たい口に咥えられてしまいました。人魚は体温が低いので、フェラチオもひんやり冷たいのです。
「ふ、くぅっ」
激しくしゃぶりたてられて、リアディは腰を揺らします。勃起はしないけれど、なんだかもどかしくてむずがゆい感じです。
ロイナルドはあいている手でリアディの敏感な乳首をつまみ、煽ろうとしますが、リアディの身体は深く眠っているように応えません。
しばらく根気強い口淫を施していたロイナルドは、やがて口唇を離し、困ったように言いました。
「俺のフェラで立たなかったの、おまえのちんぽが初めてだぜ。本気で悩んでるんだな、リア」
「ごめんなさいっ……、先輩、先輩がヘタだったんじゃなくて、俺の身体が……ヘン、だから……」
精神的にも不安定になっているリアディは泣きだしてしまいます。
「泣くな、泣くな。俺は気にしてないからさ。それより、ちゃんともとに戻れるように、考えよ」
ロイナルドはリアディを抱きよせて髪を撫で、落ち着くまで抱きしめていてやりました。
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