この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人魚男子。
第5章 スタンド・バイ・ユー
 もちろん、インポはまだ治っていないので、オナニーといっても射精には至りません。それでも、気持ちはとても満たされるので、リアディは今のままでいいと思っていました。


 そんな、ある夜のこと。
 寝室の窓を、こんこんと叩く音でリアディは目を覚ましました。
 何か、小さな白い封筒が宙に浮いてくるくると回っています。
(何だろう)
 開いてみると、それは魔法使いからの手紙でした。
『言うの忘れてたけど、王子の次の誕生日までに恋人として愛されないと、君は泡になって消えちゃうよ。忘れててごめん』
 なんということでしょう。
 王子様の次の誕生日は来週の半ばです。もう五日ほどしかありません。
「好きです」ということもできないし、弟のままでもいいと思っていたのに。
(どうしたらいいんだろう)
 リアディは泣きたくなってベッドを抜け出し、海の見える高台へやってきました。
 打ち寄せる波を眺めていると、ふいに波間から、見知った顔が現われました。
/33ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ