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人魚男子。
第2章 ゴー・トゥ・ザ・アナザー・ワールド
海の上に出たリアディは、好奇心旺盛な人間に見つからないよう気をつけながら、初めて見る景色を楽しみました。遠くの陸地、島影、船や飛ぶ鳥、白い雲。そういえば、太陽を見たのも初めてです。えっちなことはひととき忘れ、美しい景色を眺めて過ごすうちに、夜になりました。
遠くから、一隻のとても大きな船が近づいてきます。
「あれは…」
たくさんの人間を乗せた豪華客船でした。何か、パーティーを催しているようです。
「あれが人間もやるっていうハッテンパーティーかな」
ホモのことしか考えてないリアディは、興味を引かれてそっと近づきました。
船の上で、目を引く美しい青年がみなに囲まれてにこやかに笑っているのが見えます。
「乱交オッケーですとか言ってるのかな。そういや人間ってどうやって交尾するんだろう…」
リアディの頭の中はエロいことでいっぱいです。
実はこの日は王子の誕生日だったのですが、そんなことには思いが至らないリアディでした。
遠くから、一隻のとても大きな船が近づいてきます。
「あれは…」
たくさんの人間を乗せた豪華客船でした。何か、パーティーを催しているようです。
「あれが人間もやるっていうハッテンパーティーかな」
ホモのことしか考えてないリアディは、興味を引かれてそっと近づきました。
船の上で、目を引く美しい青年がみなに囲まれてにこやかに笑っているのが見えます。
「乱交オッケーですとか言ってるのかな。そういや人間ってどうやって交尾するんだろう…」
リアディの頭の中はエロいことでいっぱいです。
実はこの日は王子の誕生日だったのですが、そんなことには思いが至らないリアディでした。