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その瞳に…
第17章 熱
「先生…?」
その声に、大河は口を開く。
「すまない。奴らに対する怒りで、我を忘れてしまってた…」
大河は、舞奈から目を反らし続ける。
「あんな事があったんだ。それなのに、今舞奈を抱いたら僕は手加減が出来なくなる…これ以上、舞奈を傷付けたくないんだ…」
その言葉に、舞奈は胸が熱くなる。
自分の為に怒り、自分の為に心配してくれ、自分の為に我慢をする。
そんな大河の行動全てが、愛されていると舞奈は感じ、とても幸せで、嬉しくなる。
舞奈はそっと大河の頬に触れ、微笑む。
「いいんです、先生。今の先生を私にぶつけてください。先生で私を満たして、恐怖なんか忘れさせてください」
舞奈は本心からそう思った。
「先生の愛をください。そしたら私、笑っていられますから」
舞奈は、またそっと大河にキスをし、笑顔を見せた。
「本当に、良いんだね…?」
その問い掛けに。舞奈は頷き、大河の手を取り自分の部屋へ導いた。
その声に、大河は口を開く。
「すまない。奴らに対する怒りで、我を忘れてしまってた…」
大河は、舞奈から目を反らし続ける。
「あんな事があったんだ。それなのに、今舞奈を抱いたら僕は手加減が出来なくなる…これ以上、舞奈を傷付けたくないんだ…」
その言葉に、舞奈は胸が熱くなる。
自分の為に怒り、自分の為に心配してくれ、自分の為に我慢をする。
そんな大河の行動全てが、愛されていると舞奈は感じ、とても幸せで、嬉しくなる。
舞奈はそっと大河の頬に触れ、微笑む。
「いいんです、先生。今の先生を私にぶつけてください。先生で私を満たして、恐怖なんか忘れさせてください」
舞奈は本心からそう思った。
「先生の愛をください。そしたら私、笑っていられますから」
舞奈は、またそっと大河にキスをし、笑顔を見せた。
「本当に、良いんだね…?」
その問い掛けに。舞奈は頷き、大河の手を取り自分の部屋へ導いた。