この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その瞳に…
第17章 熱
「先生…?」

その声に、大河は口を開く。

「すまない。奴らに対する怒りで、我を忘れてしまってた…」

大河は、舞奈から目を反らし続ける。

「あんな事があったんだ。それなのに、今舞奈を抱いたら僕は手加減が出来なくなる…これ以上、舞奈を傷付けたくないんだ…」

その言葉に、舞奈は胸が熱くなる。

自分の為に怒り、自分の為に心配してくれ、自分の為に我慢をする。

そんな大河の行動全てが、愛されていると舞奈は感じ、とても幸せで、嬉しくなる。

舞奈はそっと大河の頬に触れ、微笑む。

「いいんです、先生。今の先生を私にぶつけてください。先生で私を満たして、恐怖なんか忘れさせてください」

舞奈は本心からそう思った。

「先生の愛をください。そしたら私、笑っていられますから」

舞奈は、またそっと大河にキスをし、笑顔を見せた。

「本当に、良いんだね…?」

その問い掛けに。舞奈は頷き、大河の手を取り自分の部屋へ導いた。

/463ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ