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その瞳に…
第23章 小さな秘め事
「それだけ舞奈が気持ち良くなっている証拠だから、僕は嬉しいけどね」
大河は、舞奈の頭にキスをしながら慰める。
大河の優しさに、舞奈は安心し顔を上げ、チュッと大河の口に軽いキスをする。
「先生、ありがと」
照れながらはにかむ舞奈の可愛さに、大河は一瞬動きをとめるが、すぐに平常心を戻す。
「そろそろ帰ろう。家の近くまで送るから」
大河は立ち上がり、舞奈の手を取る。
舞奈は、自分の手を握っている大河の腕に着いている時計を確認すると、時刻は7時半を過ぎていた。
後夜祭終了は5時半――
終了時間から既に二時間もたっている事に、舞奈はパニックを起こす。
「すすすすみません!?私寝すぎた!!?」
急いで立ち上がろうとした舞奈は、ソファーの上なのも忘れ、その場で立ち上がろうとし、ソファーから落下する。
「わっ!?」
舞奈はぎゅっと目を瞑り、落下の衝撃に備えたが、何時までたっても痛みが来ない。
「全く、危ない…」
そろそろと目を開けると、大河が上半身を抱き抱え、足首がギリギリソファーに引っ掛かっていたため、落下せずにすんでいた。
「す…すみません…」
何とかソファーから降り、舞奈は大河に謝罪する。
そんな舞奈に、大河はポンポンと頭を撫でるだけだった。
(なんか…子供扱い…)
ポンポンされるのは嬉しいが、同時に子供扱いされているようで、舞奈は複雑な気分になる。
大河は、舞奈の頭にキスをしながら慰める。
大河の優しさに、舞奈は安心し顔を上げ、チュッと大河の口に軽いキスをする。
「先生、ありがと」
照れながらはにかむ舞奈の可愛さに、大河は一瞬動きをとめるが、すぐに平常心を戻す。
「そろそろ帰ろう。家の近くまで送るから」
大河は立ち上がり、舞奈の手を取る。
舞奈は、自分の手を握っている大河の腕に着いている時計を確認すると、時刻は7時半を過ぎていた。
後夜祭終了は5時半――
終了時間から既に二時間もたっている事に、舞奈はパニックを起こす。
「すすすすみません!?私寝すぎた!!?」
急いで立ち上がろうとした舞奈は、ソファーの上なのも忘れ、その場で立ち上がろうとし、ソファーから落下する。
「わっ!?」
舞奈はぎゅっと目を瞑り、落下の衝撃に備えたが、何時までたっても痛みが来ない。
「全く、危ない…」
そろそろと目を開けると、大河が上半身を抱き抱え、足首がギリギリソファーに引っ掛かっていたため、落下せずにすんでいた。
「す…すみません…」
何とかソファーから降り、舞奈は大河に謝罪する。
そんな舞奈に、大河はポンポンと頭を撫でるだけだった。
(なんか…子供扱い…)
ポンポンされるのは嬉しいが、同時に子供扱いされているようで、舞奈は複雑な気分になる。