この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
その瞳に…
第24章 嫌悪と恐怖

「てかさ、舞奈。あんな腹黒男の何処が良かったの」
「だから…あの人は腹黒じゃないし…」
舞奈と絵麻は放課後、駅前のファストフード店にいた。
絵麻から、詳しく話が聞きたいと言われ、連れ出された。
「いや、絶対腹黒だって!特にあの笑顔!初めて見た時からすっごい胡散臭く感じたもん!確かに格好いいかもだけど!今日なんて、マジ文化祭ん時より怖かったわ」
絵麻は、大河に対する評価を熱く語る。
舞奈はそれが面白くなく、少し不機嫌になる。
「そんな事ないもん。私には、すっごい優しいよ」
舞奈はブスとしながら反論するが、絵麻も、由美と同じ感想なのが気になる。
見る人が見れば、大河はそんなに腹黒そうに見えるのか…
(そりゃ、エッチの時は意地悪だけど…)
舞奈は、つい文化祭での事を思い出し、顔を赤らめてしまう。
「舞奈。顔赤い」
はっと顔を上げると、にやにやしてる絵麻の顔があった。
「何を考えてたのかな~?」
絵麻は、楽しそうに舞奈の赤くなった頬をつつく。
「な!別になんにも!」
舞奈は、絵麻の指を顔から払い、ズズズズーっとバニラシェイクを飲む。
「だから…あの人は腹黒じゃないし…」
舞奈と絵麻は放課後、駅前のファストフード店にいた。
絵麻から、詳しく話が聞きたいと言われ、連れ出された。
「いや、絶対腹黒だって!特にあの笑顔!初めて見た時からすっごい胡散臭く感じたもん!確かに格好いいかもだけど!今日なんて、マジ文化祭ん時より怖かったわ」
絵麻は、大河に対する評価を熱く語る。
舞奈はそれが面白くなく、少し不機嫌になる。
「そんな事ないもん。私には、すっごい優しいよ」
舞奈はブスとしながら反論するが、絵麻も、由美と同じ感想なのが気になる。
見る人が見れば、大河はそんなに腹黒そうに見えるのか…
(そりゃ、エッチの時は意地悪だけど…)
舞奈は、つい文化祭での事を思い出し、顔を赤らめてしまう。
「舞奈。顔赤い」
はっと顔を上げると、にやにやしてる絵麻の顔があった。
「何を考えてたのかな~?」
絵麻は、楽しそうに舞奈の赤くなった頬をつつく。
「な!別になんにも!」
舞奈は、絵麻の指を顔から払い、ズズズズーっとバニラシェイクを飲む。

