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その瞳に…
第24章 嫌悪と恐怖
「あれ~?絵麻と舞奈じゃん」

突然名前を呼ばれ、二人は声をした方を見ると、そこには美和が、トレーにジュースを載せてたっていた。

「美和」

どうしたの??と続けようとすると、美和の後ろから明るい声が響いた。

「あ!舞奈ちゃんだ!」

「え?」

いきなり『ちゃん』付けで呼ばれ、舞奈が身構えると、美和の後ろからセットメニューをもった青年二人が表れた。

「お前…馴れ馴れしいぞ」

一人の青年が、舞奈に声をかけた青年を嗜める。

嗜めた方は、確か美和の彼氏だと、舞奈は思った。

嗜まれた青年は、そんな事を気にせず、舞奈達のテーブルに近づいてくる。

「舞奈ちゃん、俺の事覚えてる?渡辺だけど」

ニコニコと話しかけてくる渡辺に、舞奈ははぁ…と曖昧な返事をした。

「さっき美和ちゃんから、舞奈ちゃんの紹介断られちゃって、俺へこんでたんだけど、会えてチョーラッキー♪」

ニコニコと喋り続ける渡辺に、舞奈と絵麻は二人して引き始める。

けれども渡辺はそんな事気にせず、ずいっと舞奈に顔を寄せて、話しかける。

「彼氏いるっていってたけど、友達じゃ駄目?俺、結構恋愛相談とかされやすくって、そう言う相談友達とかでも良いしさ」

「や…そう言うのいらないです。って、言うか近い…」

舞奈は顔をどんどん近づけてくる渡辺に、手で制止し、拒否する。

「わっ!舞奈ちゃん手ちっちゃ!」

制止していた手をつかまれ、舞奈は嫌悪感にゾワッと鳥肌を立てる。

プニプニと手を触る渡辺を振り払い、舞奈はキっと睨み付ける。

「あの、触らないでください!後、ちゃん付けも止めてください!」


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