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その瞳に…
第24章 嫌悪と恐怖
「じゃあ、舞奈ごめんね」
「大丈夫だよ~。ありがとね」
放課後、絵麻と二人で駅まできた舞奈は、改札口の所で絵麻と別れる。
昨日駅前の店で会ったとはいえ、渡辺は舞奈が電車通学なのは知らないはずだと、一応周りを気にしながら絵麻に改札口まで送ってもらい、急いでプラットホームまで行く。
舞奈は電車が来るまで、階段脇の柱の陰に身を寄せる。
ここならば、外からも見えず、向かいのホームからも見えずらい。
駅には帰宅する学生も多く、舞奈の学校の生徒も多数いる為、すぐには見つからないはずだ。
舞奈は周りに渡辺がいない事を確認し、ほっと、体の力を抜く。
電車がホームに入り、舞奈は並んでいた人達と一緒に電車に乗り込む。
車内は、学生が多く、それなりに混んでいた。
舞奈は何とか入り口の前に陣取る事が出来、鞄を抱え、動き出した景色を眺めていた。
ボーッと景色を眺めていると、舞奈はお尻に違和感を覚える。
(後ろの人の鞄でも当たってるのかな…)
少しだけ態勢をずらすが、その違和感は消えず、更にお尻を触ってきた。
(これ―!?)
それが人の手だと舞奈ははっきりと認識する。
手は、ゆっくりと舞奈のスカートの上からお尻を撫でる。
「大丈夫だよ~。ありがとね」
放課後、絵麻と二人で駅まできた舞奈は、改札口の所で絵麻と別れる。
昨日駅前の店で会ったとはいえ、渡辺は舞奈が電車通学なのは知らないはずだと、一応周りを気にしながら絵麻に改札口まで送ってもらい、急いでプラットホームまで行く。
舞奈は電車が来るまで、階段脇の柱の陰に身を寄せる。
ここならば、外からも見えず、向かいのホームからも見えずらい。
駅には帰宅する学生も多く、舞奈の学校の生徒も多数いる為、すぐには見つからないはずだ。
舞奈は周りに渡辺がいない事を確認し、ほっと、体の力を抜く。
電車がホームに入り、舞奈は並んでいた人達と一緒に電車に乗り込む。
車内は、学生が多く、それなりに混んでいた。
舞奈は何とか入り口の前に陣取る事が出来、鞄を抱え、動き出した景色を眺めていた。
ボーッと景色を眺めていると、舞奈はお尻に違和感を覚える。
(後ろの人の鞄でも当たってるのかな…)
少しだけ態勢をずらすが、その違和感は消えず、更にお尻を触ってきた。
(これ―!?)
それが人の手だと舞奈ははっきりと認識する。
手は、ゆっくりと舞奈のスカートの上からお尻を撫でる。