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その瞳に…
第25章 初めての訪問
大河の車はあまりスピードを落とさないまま、マンションの駐車場にたどり着く。

バタンと乱暴に車から降りた大河は、後ろから荷物を取りだし、車から降りるのにもたついてる舞奈の腕を引っ張り、強引に車から下ろす。

「痛い!先生!」

ぐいぐいと腕を引っ張られながら、足早に歩く大河に舞奈は腕の痛みを訴えながら、小走りで着いていく。

(先生…凄く怒ってる…)

前回の時も大河は怒りを露にしていたが、ここまでではなかった。

(私が駄目って言ったから…?)

舞奈は大河が何に対して怒っているのか、見当がつかなかった。

大河のマンションは三階建ての全12棟の鉄筋コンクリート式。

大河の部屋は、その二階の一番端にある。

大河は家の鍵を開け、舞奈を強引に玄関へ入れると、壁に押し付け動きを封じる。

「せん!んぅ!?」

その行動に舞奈は抗議しようと顔を上げると、大河の舌が強引に舞奈の口に割って入り、言葉を遮られる。

「ん…ふぁ…ん…」

息が出来ない位に深く激しいキスに、舞奈は切ない吐息を吐きながらも、それを素直に受け入れる。

何故、何に怒っているのか解らないが、激しければ激しいだけ、大河が舞奈を思っている事を、舞奈は既に体中に染み込ませていた。

「ん…あ…はぁ…」

離した唇から、いやらしく光る糸が伝わり、切れる。

「あ…先生…」

キスだけで、身体中がとろけそうに熱くなった舞奈は、高揚した眼差しで大河を見詰める。

大河は、舞奈を折れそうなほど、ぎゅっときつく抱き締めた。

「あっ!先生…!」

痛い位にきつい包容は、既に高ぶっていた舞奈の体に、更なる快楽を与え、ビクビクと小さく震え上がらせる。



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