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その瞳に…
第25章 初めての訪問
 「卑怯で結構。僕は舞奈が恥かしがる事なら、君だって利用するよ?でも、可愛い姿も、声も全部僕のだから見せてはあげないけどね」

 楽しそうな大河の声。

 舞奈は、なんとか保っている理性で、自分が大河の為になっているのが嬉しかった。

 今、たとえどんな恥かしい状況だろうと、大河がそれを求め、自分がそれを叶えてあげられている事が、幸せだった。

 (先生が、喜ぶなら・・・)

 自分に出来る事なら何でもしようと、舞奈はもどかしい愛撫にも耐えた。

 ヒクヒクと蠢く中は、まるで別物のように大河の指を締め付け、絡みつく。

 大河は、その感触をもっと味わいたく、指を二本に増やす。

 (ひぅ!!!)

 大河の物を何度も咥え込み、十分慣れているはずなのに、指ですらキツイ程の締め付けをする。

 「舞奈、あんまり締め付けると、僕の指がちぎれてしまうよ」

 熱を帯びた大河の声に、舞奈はそれだけでさらに体を熱くする。

 「せんせ・・・も・・・むりぃ・・・」

 舞奈は増えた指の感触に耐え切れず、懇願すると、その言葉に電話から反応がある。

 『舞奈ちゃん、限界そうだね。俺ももう少し楽しみたかったけど、そろそろ切るよ。・・・舞奈ちゃん、大河に沢山気持ちよくさせてもらいなね』

 茶化す様に話した成滝は、一方的に会話を終わらせ、通話を切った。

 「まったく・・・もう少し舞奈を苛めていたかったのに。・・・まあ良いか」

 不満げに大河は呟くが、しょうがないと言った状態でスマホを取り、枕元に投げる。

 「さ、舞奈?成滝が聞いてるのに我慢できずにおねだりしたんだ。どこをどうして欲しいか、ちゃんと言ってごらん」

 大河はあえて舞奈の敏感な部分を刺激せずに、中の指をゆっくりと蠢かす。


    
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