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その瞳に…
第25章 初めての訪問
舞奈は自分勝手な言い分を、語尾を強くし言い放ち、自分勝手な恥ずかしさで真っ赤になった顔を見られまいと腕に埋めるが、きっとそんなのは大河にバレているだろうと思った。
それでも、舞奈は大河に表情を見られたくは無かった。
自分は大河しか知らないけれど、大河は何人もの女性を知っている。
今、自分を抱きしめ、高める体を、普通のセックスとは言え大河に抱かれたと言うだけで、嫉妬する。
年が離れているのだからしょうがないとは思うし、そんな子供っぽい感情を持ちたくも無かったが、それでも心はムカムカと嫉妬の炎が燃え盛っていた。
後ろからだと、真っ赤になった耳しか見えないが、舞奈が今どんな表情をしているのか容易に想像できた大河は、余りの愛しさに破顔しそっと耳元で舞奈の名を呼ぶ。
「舞奈」
とても優しく、愛しさを込めて呼ばれる自分の名前に、舞奈は恥ずかしさと嬉しさできゅうぅっと胸が締め付けられるが、自分の身勝手さに自己嫌悪中の為、直ぐに顔を上げれなかった。
「まーな」
大河はもう一度、優しく舞奈を呼ぶ。
初めて愛しいと思い、自分をすべてぶつけたいと思った、腕の中にいる小さな少女の名を。
「今・・・自己嫌悪中です・・・」
ポツリと顔を上げずに呟く舞奈に、大河はさらに愛しさが溢れ、力強く抱きしめる。
「そんな事思わなくてもいいのに。だって、君は僕の初恋の人なのだからね」
その言葉に、舞奈の体がピクリと反応する。
「言っただろう?今まで人を好きになった事がなかったって。そして、僕は何度も君に好きだと言ってるはずだよ?まあ、この年で初恋って言うのもおかしいかもしれないが」
フフっと大河が笑いを零すと、ゆっくりと舞奈の顔が上がり、まだ少しむくれた表情で大河を見つめた。
それでも、舞奈は大河に表情を見られたくは無かった。
自分は大河しか知らないけれど、大河は何人もの女性を知っている。
今、自分を抱きしめ、高める体を、普通のセックスとは言え大河に抱かれたと言うだけで、嫉妬する。
年が離れているのだからしょうがないとは思うし、そんな子供っぽい感情を持ちたくも無かったが、それでも心はムカムカと嫉妬の炎が燃え盛っていた。
後ろからだと、真っ赤になった耳しか見えないが、舞奈が今どんな表情をしているのか容易に想像できた大河は、余りの愛しさに破顔しそっと耳元で舞奈の名を呼ぶ。
「舞奈」
とても優しく、愛しさを込めて呼ばれる自分の名前に、舞奈は恥ずかしさと嬉しさできゅうぅっと胸が締め付けられるが、自分の身勝手さに自己嫌悪中の為、直ぐに顔を上げれなかった。
「まーな」
大河はもう一度、優しく舞奈を呼ぶ。
初めて愛しいと思い、自分をすべてぶつけたいと思った、腕の中にいる小さな少女の名を。
「今・・・自己嫌悪中です・・・」
ポツリと顔を上げずに呟く舞奈に、大河はさらに愛しさが溢れ、力強く抱きしめる。
「そんな事思わなくてもいいのに。だって、君は僕の初恋の人なのだからね」
その言葉に、舞奈の体がピクリと反応する。
「言っただろう?今まで人を好きになった事がなかったって。そして、僕は何度も君に好きだと言ってるはずだよ?まあ、この年で初恋って言うのもおかしいかもしれないが」
フフっと大河が笑いを零すと、ゆっくりと舞奈の顔が上がり、まだ少しむくれた表情で大河を見つめた。