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その瞳に…
第28章 大人の対応
 舞奈はその光景を呆然と見つめながら、何が起こったのか確認しようと早百合に声をかける。

 「あの、早百合さん・・・今のは・・・・?」

 そんな舞奈に、早百合はニコリと微笑み。

 「取りあえず、私達も車まで移動しましょうか」

 舞奈を先ほど渡辺達が消えた場所とは違う駐車場へと導いた。

 ここでは話づらい事なのだろうか、と舞奈は思い、大人しく早百合について行く。

 車に乗り込み、駐車場から出ると早百合は舞奈の先ほどの質問にすぐ答えてくれた。

 「彼女達はね、SMクラブに勤めている子達なの」

 「SMクラブ!?」

 そういった類の店があることは舞奈も良く知っているし、すこしだけ興味もあったが、流石にそこに勤めている子を見るなんて事がなかった為、その言葉に舞奈は驚いた声を上げてしまう。

 「成滝の裏の店にいた、店員の子を覚えているかしら。彼女達はその子の知り合いなの」

 舞奈は色々な道具がそろっていたあの店を思い出す。

 顔までは思い出せないが、奥のレジに女性が一人いたのを思い出す。

 「えっと・・・じゃあ、あの人はこれからそっち系のお店に連れて行かれるって事、ですか?でも、彼女達制服でしたよね?それに・・・」

 それだけだとなぜ、渡辺が今後舞奈に近寄らなくなるのかがわからなかった。

 そんな舞奈の疑問が解ったのか、早百合は少しだけ苦笑する。

 「まあ、山村さんから貴女に全て説明しても構わないと言われてるから、私から説明させて頂くけれど・・・」

 早百合の歯切れの悪さに疑問に思いながらも、舞奈は早百合が話してくれるのをじっとまった。

 「先ほども言った通り、彼女達はSMクラブの子達で、あの制服は彼が油断しやすいように着てくれたの。もちろん、彼女達は二十歳を超えているわ」

 彼女達の制服姿にはそんな意味があったのか、と舞奈はなんとなく納得する。
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