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その瞳に…
第35章 淫らな夜
 「ねえ、舞奈ちゃん・・・英樹って言ってみて」

 その言葉に、大河はギロっと成滝を睨むが、成滝はそんな事をまったく気にせず、もう一度舞奈にお願いをする。

 「ほら・・・言ってみて。英樹って」

 「あっ!やあぁ・・・ひ、ひで・・・やっ!それだめぇぇぇ!?」

 快楽のせいで意識が朦朧としている舞奈は、繰り返された成滝の言葉を口に出そうとした瞬間、大河に思い切りクリトリスを握られ、最後まで言葉を紡げず悲鳴のような声を上げ絶頂する。

 「ケチ・・・」

 大河がワザと舞奈がしゃべるのを遮ったのが解った成滝は、少し悔しそうに悪態をつくと、大河はニヤリと微笑んだ。

 「駄目だよ。舞奈が呼んでいいのは、俺の名前だけだ」

 クスクスと妖艶な笑みを浮かべながら、舞奈の体を弄ぶ大河に、成滝は諦めたような笑みを浮かべる。

 「ちぇ~。ってちょ!早百合!?」

 成滝の物を口で奉仕していた早百合が、嫉妬なのだろうか、突然先端の敏感な部分にカリっと歯を立て強い快楽を与える。

 「っく・・・もう、出すよ」

 成滝は流石に我慢の限界が来たのか、早百合の頭を抑えグっと奥に挿しこみ、一気に早百合の口の中に白濁液を吐き出す。

 すると、大河も限界が来たのか、舞奈の耳元でそっと囁いた。

 「舞奈、俺も出すから、全部受け止めろ・・・」

 「えっ!?あっああぁぁ!!!」

 大河が囁いた瞬間、舞奈は体の奥に熱いものが注がれるのを感じ、その勢いと熱さに体を強く仰け反らせまたも絶頂を迎える。

 「あ・・・熱いよぉ・・・」

 ドクドクと注がれる精液に、ピクピクと体を反応させながら舞奈は嬉しそうに呟く。

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