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その瞳に…
第7章 二度目の経験
(あれ…ここは…)

ぼんやりと目を開けると見慣れない天井に舞奈は不思議に思う。
けれど、意識がはっきりしてくると、あそこのジンジンした痛みと共に、脳裏に昨夜の出来事が浮かんでくる。

(私!あのまま気絶しちゃったの‼)

舞奈は、ガバッと反射的に起き上がる。

ズキッ

「いたっ…」

起き上がった振動で、あそこに鈍い痛みが走り、舞奈は思わず声をあげる。

(私、ほんとに先生とエッチしたんだ…)

痛みに舞奈は昨夜の出来事をさらに実感する。

(って言うか、先生は…?)

チラっと横を見ると、静かに寝息を立てる大河がいた。

(良かった、今ので起きなくて…)

ほっと胸を撫で下ろし、ベッドの上に付いてるデジタル時計で時間を確認する。

(まだ朝の五時前か…目覚めちゃったし、シャワーでも浴びよ)

大河を起こさないように、ゆっくりとベッドからおりるが、足に力が入らず、ストンとベッドからおちる。。

「――っ!」

落下の衝撃にまたしても痛みが走り、声を我慢して舞奈は痛みに耐えた。

足に力が入らないためゆっくりと起き上がり、あそこもズキズキと痛むせいで、バスルームまで壁に寄りかかりながら向かう。

(何これ…入れた時も痛かったけど、今もかなり痛い…それに足がガクガクするぅ…)

やっとの思いでバスルームに付き、シャワーの蛇口を捻る。



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