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その瞳に…
第9章 いつもの学校

「っと、ああそうだ」
準備室のドアノブを持ちながら、大河は舞奈に振り替える。
「それで、昨日は何回したんだい」
意地悪な微笑みで、大河は舞奈に問いかけた。
突然の質問に舞奈はプリントを落としそうになるが、解答を待つ大河に見つめられ素直に答えた。
「…一回だけです…」
「本当に?随分少ない」
大河の、意外だ。と言わんばかりの顔に舞奈は俯きながら答える。
「だって、先生じゃないと物足りないんですもん…」
クスっと笑い、大河は舞奈の耳元で囁く。
「次はもっと犯してあげるよ…」
「―っ」
囁きと共に、ペロッと耳を舐められ舞奈はゾクゾクゾクっと体を震わせながら声を我慢した。
「可愛い顔だ、舞奈。さあ行こう」
大河は舞奈のおでこにチュっとキスをし、準備室を出る。
舞奈は、ドキドキした胸を押さえつけるかのように、プリントをぎゅっと抱きしめ、後に続いた。
化学の授業は、筒がなく終わった。訳はなかった。
授業をしている大河はいつも見ていた、教師としての大河だった。
けれども、舞奈は教鞭をふるう大河の顔・手・声・背中全てにくぎ付けになり、その度に大河に抱かれた事を思い出し、体を熱くする。
これではいけない!と、気を引き締めてノートをとるが、また大河にくぎ付けになる、と無限ループを繰り返していた。
準備室のドアノブを持ちながら、大河は舞奈に振り替える。
「それで、昨日は何回したんだい」
意地悪な微笑みで、大河は舞奈に問いかけた。
突然の質問に舞奈はプリントを落としそうになるが、解答を待つ大河に見つめられ素直に答えた。
「…一回だけです…」
「本当に?随分少ない」
大河の、意外だ。と言わんばかりの顔に舞奈は俯きながら答える。
「だって、先生じゃないと物足りないんですもん…」
クスっと笑い、大河は舞奈の耳元で囁く。
「次はもっと犯してあげるよ…」
「―っ」
囁きと共に、ペロッと耳を舐められ舞奈はゾクゾクゾクっと体を震わせながら声を我慢した。
「可愛い顔だ、舞奈。さあ行こう」
大河は舞奈のおでこにチュっとキスをし、準備室を出る。
舞奈は、ドキドキした胸を押さえつけるかのように、プリントをぎゅっと抱きしめ、後に続いた。
化学の授業は、筒がなく終わった。訳はなかった。
授業をしている大河はいつも見ていた、教師としての大河だった。
けれども、舞奈は教鞭をふるう大河の顔・手・声・背中全てにくぎ付けになり、その度に大河に抱かれた事を思い出し、体を熱くする。
これではいけない!と、気を引き締めてノートをとるが、また大河にくぎ付けになる、と無限ループを繰り返していた。

