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その瞳に…
第10章 初デート
そこはロッジ式の可愛らしい外観を喫茶店だった。
表が二階建てになっており、裏に平屋の
ロッジが続いている。
その奥にもチラホラと建物が見えるが、なんの建物か舞奈にはわからなかった。
大河は、まだ『close』の看板が掛かってるドアを開ける。
「さ、おいで」
大河に促され、いいのかな?と思いながら、舞奈は店に入る。
「わぁ…」
中に入ると、壁や机に色とりどりのキルトが飾られてあり、女性が好みそうな場所だった。
「ここはね、知り合いがやってるんだ。車でないとこれないし、予約すれば個室も借りれるから、人目を気にせず食事するにはちょうど良いんだよ。気に入った?」
「はい!凄い可愛らしいお店です!」
舞奈の言葉に、大河は優しく微笑む。
「なら良かった。食事の美味しいさも、一応お墨付きだよ」
「一応とは酷いな。これでも、平日も奥様方で満席になるんだぞ」
大河の悪態に反論しながら奥から、一人の男性がてで来た。
スラリとした細身の体が、シェフの制服に良く似合う。
茶色に染めた少し短い髪に、人懐こそうな笑顔、なるほど、奥様方にモテそうだ、と舞奈は思った。
「舞奈、こいつは知り合いの成滝だ」
大河に紹介された成滝は、ニッコリ笑いながら、手を差し出す。
「初めまして、大河の『友人』の成滝英樹です」
「あ、初めまして。綾部舞奈です」
舞奈も握手を返しながら、挨拶する。
成滝はさらにニコーっと笑いながら、舞奈の手を両手で握る。
「君が舞奈ちゃんか。お噂はかねがね。…なるぼど、エッチィ体つきをしてる」
ひゃっと、驚いて、舞奈は手を引っ込める。
「成滝!」
表が二階建てになっており、裏に平屋の
ロッジが続いている。
その奥にもチラホラと建物が見えるが、なんの建物か舞奈にはわからなかった。
大河は、まだ『close』の看板が掛かってるドアを開ける。
「さ、おいで」
大河に促され、いいのかな?と思いながら、舞奈は店に入る。
「わぁ…」
中に入ると、壁や机に色とりどりのキルトが飾られてあり、女性が好みそうな場所だった。
「ここはね、知り合いがやってるんだ。車でないとこれないし、予約すれば個室も借りれるから、人目を気にせず食事するにはちょうど良いんだよ。気に入った?」
「はい!凄い可愛らしいお店です!」
舞奈の言葉に、大河は優しく微笑む。
「なら良かった。食事の美味しいさも、一応お墨付きだよ」
「一応とは酷いな。これでも、平日も奥様方で満席になるんだぞ」
大河の悪態に反論しながら奥から、一人の男性がてで来た。
スラリとした細身の体が、シェフの制服に良く似合う。
茶色に染めた少し短い髪に、人懐こそうな笑顔、なるほど、奥様方にモテそうだ、と舞奈は思った。
「舞奈、こいつは知り合いの成滝だ」
大河に紹介された成滝は、ニッコリ笑いながら、手を差し出す。
「初めまして、大河の『友人』の成滝英樹です」
「あ、初めまして。綾部舞奈です」
舞奈も握手を返しながら、挨拶する。
成滝はさらにニコーっと笑いながら、舞奈の手を両手で握る。
「君が舞奈ちゃんか。お噂はかねがね。…なるぼど、エッチィ体つきをしてる」
ひゃっと、驚いて、舞奈は手を引っ込める。
「成滝!」